私の妻も、投資に絶対反対だった。
もちろん「こづかい制」を主張した。
理由は、
1.そんなうまい話は無い。
2.男にお金を持たせるとろくな事は無い。(と信じている)
3.仕事の集中して欲しい。
4.男は黙って、たくさん給与を持って帰るのが、奥さんへの愛情だ。
要は、お金を取り上げて、旦那を自分の思い通りに操縦したいと思っていた。
当時、私も何回か説得したが、何度も何度も逆襲に合い。根負けした。(女性の方が口が立つ)
私は妻を愛していたから、それ以上ケンカしたく無かった。
こづかい制が悪いとは、言わない。
しかし、「権力を持つと人は必ず傲慢になる。」
十数年後、その意味を思い知る様になる。
私の元妻も、結婚当初とても可愛いかった。
しかし、毎年少しずつ傲慢になる。
耳を疑う様な発言も増えてくる。
結果として、浮気もしていないのに、給料も平均以上なのに、育児も手伝ってきたのに、20数年後離婚する事になった。
しかし、その責任は私にあると思う。
傲慢さを許し続けた私が悪かったのだと思う。
つまり、夫婦が良い関係を続ける為に
二人の愛情とお互いを認め合える力の均衡が必ず必要だ。
この点については、幸せな夫婦生活を送る為にとても重要だと思うから、別の機会に詳しく述べたいと思う。
結婚する時に
「将来の為に投資は絶対に必要だし、仕事の役に立つから、必ず投資は続ける。」と宣言する事だ。
そして、投資の成果が出て自信が付くまで、絶対に投資成績を言わない方が良いだろう。
不幸にも、小遣い制で金が無く、奥さんの協力を得られない時は、実力行使しか無い。
1.もう一度、奥さんを説得する。
何度も説明しよう。とにかく、説得した事実が重要だ。
a.男性は家族の為にどんな事があっても、生活の安定に努力する事が務めだと思っている事。
b.残念ながら、努力しているがサラリーマンとして偉くなる事は難しい事。
c.老後の年金は、全くあてにならない事。
d.仕事上、投資の知識が必要。(女性は、仕事という言葉に弱い。)
2.さあ、実力行使だ。
結婚する前から、投資に興味があったが、ずっと我慢してきた。
もう、我慢出来ない。
次のボーナスから、振込口座を変えるから、認めて欲しい。
残念ながら、夫婦ケンカは、避けられないと思う。
覚悟して、実行するしか無い。
投資に成功して、お金に余裕が出てきたら、必ず奥さんからの愛情は戻って来る。
今まで以上に夫を頼りにしてくれる様になる。
自分が譲歩して、報われる事は絶対に無い。