私は、彼女と結婚して、とても幸せになれた。
だから、全く不満は無い。
感謝の気持ちでいっぱいだ。
しかし、メリットばかりでは、フェアでは無い。
常に良い点は、欠点でもあり、デメリットについても書いてみよう。
(バンコク、アマランタホテルにて)
1.少し偏見を持って見られる事があるかも。
若くかわいい奥さんを貰ったなら、日本人でも同じく少し偏見を持って見られるだろう。
私は、他人の目など気にしないから、全く問題は無い。
しかし、日本は同一性を重んじる社会だ。
私と妻に子供が産まれたら、混血(ハーフ)として偏見と闘う必要が有るかもしれない。
偏見に打ち勝つ、育て方を考えなければならない。(*生まれた子供が強く生きる事を祈って「竜一」と名付けた。)
私の家は、貧乏だったから、友達を家に招くのが苦手だった。
貧乏というトラウマに打ち勝つのに時間が掛かったが、その分だけ強くなれた。
試練を子供に与える事になる。
2.日本料理が懐かしい。
彼女は、生魚(お造り)が食べられない。
彼女と結婚して日本に来た初日に日本料理店でお造りを食べて、もどした。
美味しい料理が台無しになった。
「生の魚は危ない。」と教えられて育っている。
ベトナムだから、当然だと思う。(ベトナムの市場では、ひどい管理だ。)
彼女とすし屋に行けないのは、本当に残念。
(平気なベトナム人は、たくさんいる。)
3.鮮度に対する意識が違う。
日本人は鮮度に対して、敏感だ。
しかし、ベトナム人は違う。
油断するとベトナムから平気で古いものを買ってくる。
賞味期限が書いていないものも多い。
逆に日本で賞味期限近くて安くなってた物とか、大好きだ。
国や育ちが違うと価値観が違う。
相当、覚悟した方が良い。
4.ヤキモチを妬かれる。
ネットで「ベトナム人女性は、ヤキモチがすごい。」と書いてある。
私も、その通りだと思う。
自分一人で出かける時は、場所や理由を伝えた上で、何度か電話してやらなければ、安心しない。
めんどくさい!なんて考えてはいけない。
5.正月に里帰り(ベトナム行き)が必要。
生魚が苦手と同じで合理的な理由は無い。
小さい頃から、正月にたくさん楽しい思い出が有って、特別な感情を持っている。
少なくとも里帰りを認めてあげる必要があると思う。
毎年、お土産(古着とチョコレート)、お年玉を準備して里帰りしている。
今なら、席は狭いがベトジェットで安く行ける。
6.実家との繋がりが強い
長所の裏返しであるが、旦那に対して深い愛情を持つのと同様に実家に対して精神的な繋がりが強い。
実家に困ったことが起きると送金をしたがる。
野放図に認めているとエスカレートしていくので、一定の制限を掛けた方が良いだろう。
ムキになって反対するのはバカだし、冷た過ぎても嫌われるから、バランスが難しいところだ。
私の場合、彼女の両親を扶養家族に入れているから、節税メリット分は進んで海外送金する事にしている。(扶養家族に入れる時のバウチャーにもなる。)
ベトナムでの生活費は、夫婦で2万円/月ぐらい。
子供たちが少しづつ出し合って、親の面倒を見ているケースが多い様だ。
色々考えたが、あまりデメリットは無かった。
ベトナム人女性は、愛情深く、直接的だ。
「人とのつながりが薄くなって淋しい。」
と感じている中年男性には贅沢な悩みだと思う。
なお、もちろん、性格が悪い女性もいる。
ベトナムでは日本人男性は人気だ。
だから、日本人と結婚したと自慢したいから結婚したような女性だ。
見栄っ張りで、負けん気が強い。(日本人でもベトナム人でも、勘弁して欲しい。)
そんな女性で無ければ、純朴で素直な女性が多いと思う。
ベトナム女性と付き合う事になったら、見栄を張らずに
「私の収入ではぜいたくは出来ないよ。ゴメンね。」と言っておいた方が良いだろう。
見栄っ張りの女性に捕まらない為に