ベトナムは、中華圏だから、テトと呼んで旧暦で正月を祝う。
まさに正月の2/5にベトナム入りした。
去年は、飛行機代を節約して、旧正月の直前に帰った。今年は、ど真ん中だ。
1.旧正月(テト)
ベトナムは家族の関係が強く、テト期間中は里帰りする場合が多い。
彼女の実家はフエでカトリックが強く、地元の教会がテトのお祝いを盛大にやっていた。
彼女の実家は豊かでは無いが、地元では平均以上の生活をしている様だ。
村中の住民が集まる教会のお祭りには、叔父さんが司会をし、お兄さんが宝くじのプレゼンターをやっていた。
私にも、舞台で何かやれと言われたが、ベトナム語は全く出来ない。
笑ってゴマかすしか無い。
彼女は、幼馴染に会って、盛り上がっていた。
当然、私も紹介され、20名位の人に挨拶した。
私も少しは有名人になった感じがした。
ビンゴをやっていて、1等はバイク
かなりの人出、
彼女も小さい頃舞台で踊ったらしい。
2.教会が地域のセーフティネット
教会には、何度か行った事はあるが、地元の教会には親が無い子供を預かって、共同生活している。
教会内で学校(寺子屋?!)も有って、簡単な読み書きを教えている様だ。
彼女の従姉妹が、シスターをして、英語を教えているらしい。(美人なのに独身とは、もったいないと思ってしまった。)
社会主義でも、福祉は十分とは言えない。地域コミュニティと宗教心が支えている様だ。
教会の学校。
3.お年玉
日本と同様にお年玉をあげる文化がある。
小さな子供は、お金をもらえるから、正月が大好きだ。
彼女は、「日本人と結婚しているから、ケチは出来ない。」と言ったから身構えていたら、一人当たり千円(200,000ドン)だった。
お金は掛かるが、心配するほどのお金では無い。
今年も、古着とお年玉(合計2万円ぐらい?!)を家族や親戚に振舞った。
連日、ご馳走だから、安いと思う。
4.日本酒
正月のお土産に日本酒を持って行った。
有名な方が良いと思ったから、獺祭にした。
評判は良かった。
しかし、ベトナム蒸留酒のネプモイを出されて、「こっちも美味い。」と勧められた。
やっぱり、日本酒の微妙な味は分からない様だ。
高いお酒はちょっともったいない。
なお、翌年から日本酒では無く、洋酒をお土産にしている。
瓶が豪華なので、空瓶の奪い合いになる。
バレンタインがおすすめ。