株式投資をパチンコや競馬と同じだと考えている人も多い。
なぜ、儲かるのか?
説明したい。
パチンコや競馬は、長期に売買すると必ず損をする。
元締めが利益を取るので、参加者は必ず損をする当然だ。
一方、株式は、企業の価値にリンクしている。
人間の経済活動の拡大に伴って、企業の価値は増えるから、通常であれば、右肩上がりになる。
なぜ、20年間株価は下がり続けたか?
1989年12月日経平均株価は、38,915円だった。
今でも、56%の水準に過ぎない。
しかし、この時の平均PER(株価収益率)は、80倍。
つまり、1.3%(1/80=1.25)しか利回りが出せない企業に投資していた。
今は、12.6倍だから6.3倍評価されていた。
今の12.6倍に割り戻せば、当時の日経平均は6,129円。
つまり、バブル期のあの時だけが異常に高かった。
その時を除けば、上がり続けたと言える。
日本人は、バブル期の修正に20年もかかったから、「株は怖い。」と刷り込まれてしまった。
長期投資
企業業績の上昇の力で儲けるのが、長期投資。
儲けを増やす力が衰えない限り持ち続けるのが基本。
儲ける為には、
1.成長する事業(会社)に投資する。
2.暴落時こそ絶好の買い場(適切なタイミングで投資する)
短期投資
長期的には、企業業績に株価はリンクするが、短期的には、需給関係で株価が決まる。
需給関係で上下する株価で儲けるのが、短期投資だ。
儲けるには、
1.チャートの見方を知って、確率の高い時だけ勝負する。(回数が増えれば必ず儲かる)
2.リスク管理をして、多すぎるリスクを取らない。
今までやってきて、長期投資と短期投資を組み合わせるのが一番効率的なやり方だと思う。