今は金利が安いし、ローン控除があるから、迷わず「持ち家」が得だと答える人が多い。
しかし、本当にそうだろうか?
持ち家のデメリットを考える。
1.住む場所が固定される。
仕事や子供の学校で、制限されるデメリットは大きい。
転職して、片道1時間半以上かかったら悲劇だ。
2.ライフサイクルに合わせた住み替えが出来ない。
子供がいると勉強部屋が欲しくなる。
しかし、必要なのは、10年ぐらい。夫婦二人なら、2Kで十分だろう。
退職してから、売却して都会に住み替える人も多い。
もし、買い換えたら、多少の得は吹っ飛んでしまう。
3.将来、人口が減るから不動産の価格が下がる。
不動産投資をしていて矛盾するようだが、不動産の価格は下がる。
どちらも価格は下がる。
持ち家は費用回収するスピードが遅いから、購入価格を回収出来ないと考える。
私は、離婚した時、持ち家も無く当然、ローンも無かった。
ラッキーだったと思う。
もし、ローンが有ったら、不動産投資は出来なかったと思う。
逆に一番大きなメリットは、何だろうか?
奥さんを満足させる事が出来る。
毎日、「家が欲しい。」と言われたら、これを逃れるのは難しい。
持ち家より、投資不動産の方が得だ。
私は、今後も「持ち家」を持つつもりが無い。
なぜなら、明らかに「賃貸」の方が得だと考えるからだ。
「持ち家」と「投資不動産」+「賃貸」を比較すると「投資不動産」の方が利回りが良い。
通常、利回り差は2倍程度有る。
資金に余裕が有れば、投資用不動産を買う。
そして、賃貸で良い家を借りる。
だから、最初に買うなら、投資不動産をお勧めする。
「持ち家」は余裕が出来てから考えた方が、金額面では得だと思う。