元妻は、いわゆる優等生で成績がとても良かった。
だから、自分は常に正しいと思っていた様だ。
投資は嫌がり、「貯金が大好き。」だった。
そして、その考えを私にも強要した。
多くの人は、「貯金が正しい。」
と思っている。
両親から、貯金が正しいと教えられて育ち、
テレビや雑誌で、節約と貯金を推奨する情報が満載だから、やむを得ない。
親の時代は、投資をしなくても、生涯年収以上の年金を貰えていたから、貯金で十分だった。
しかし、今の時代では通用しない。
今の高齢者の生活費(年金)を負担した後に、自分の分は、自分で蓄える必要がある。
年金という貯金箱は空。誰も助けてくれない。
貯金に頼るとお金の奴隷になる
日本は、戦争に負けたから、今の社会は欧米の価値観で動いている。
欧米社会は、奴隷文化だ。
ギリシャやローマ時代、世界最先端の文化が花開いた。
しかし、10倍以上の奴隷によって社会が支えられ、市民だけが豊かな生活を送った。
アメリカは自由な国だと言っている。
しかし、約2,000万人いたインデアンは誇り高く、奴隷になる事を嫌がった為、惨殺され、ほぼ絶滅した。
代わりに農園で働かせる為にアフリカから数千万人の黒人を連れて、奴隷労働に従事させた。(累計で約1億人が捕らえられ、半分以上が輸送中海洋に投棄され死んだ。)
今は奴隷制度では無いが、お金で見えない鎖をはめられ、毎日働かされられている。
奴隷制度からお金万能の時代に移った訳だ。
現在でも、会社が稼いだ利益は、経営者のものでも、従業員のものでも無い。
全て、所有者であるオーナーが総取りする。
株式を所有する事は、会社のオーナーの一部となる事だ。
利回りも、貯金に比べて圧倒的に高い。
会社が産み出す利益は、東証1部の平均で、株価の7.7%ある。(3/14現在)
銘柄とタイミングを誤らなければ、年間5%超の利益は、誰でも得る事が出来る。
貯金は減る。
貯金は、必ず物価水準より、利率が低い。
つまり、物価上昇で預金は、目減りする。
働いて得たお金より、増える事は絶対に無い。
貯金しても、使うのが後になるだけ。
節約にこだわれば、お金から解放されず、ますます束縛される。
お金から自由になるには、知識を付けるしか無い。
私も、貯金はしているが、急な出費に備える予備資金だけ。
常に借入が減らない様に定期的に追加借入もしている。
資産と借入のバランスを取った方が安全だと考えているからだ。
少し投資に成功すれば、元の資金よりはるかに大きくなるから、多少下落しても、元の資金より減る事は無い。