今は、不動産投資と株式投資どちらも、平行してやっている。
どちらも1億円以上の利益(含み益込)を上げる事が出来た。
その経験から、言うと人それぞれの属性によって異なると思う。
いずれにしても甘い言葉に惑わされる事無く、価値を見極める事が重要だ。
1.不動産投資のメリット
a.良い物件を1つ手に入れたら、かなり長い期間、利益を上げ続ける事が出来る。
土地を子供に引き継げば、子供もお金に困る事は無いだろう。つまり、プチ富裕層入りだ。
それが、不動産投資の最大のメリットだろう。
b.属性(サラリーマンとしての年収)が良ければ、銀行から、借入が出来る。
つまり、元手が少なくて大丈夫。
私が不動産投資を始めた理由もこれだった。
2.不動産投資のデメリット
a.食い物にする業者が多く、投資する金額も大きいから、一つの失敗でかなりのダメージを受ける。
食い物にする業者の典型が、新築ワンルームマンション投資。可愛い女性がセールスに来る。
土地を持っていても安心は出来ない。30年保証と言って、相場の2倍近い建築費を請求する。そして、家賃保証は本当か?分からない。少なくとも契約書には書いていない。本当に酷い業者がたくさんある。
b.業者に食い物にならなくとも、資産が少ない人(例えばわたし自身)は、優良物件は高くて買えないから、ギリギリの物件を買う事になる。
つまり、常に空室リスクと修繕費支出に向かい合う必要がある。逆にこの覚悟が無ければ、10%以上の高利回りを享受する事は出来ない。
3.株式投資のメリット
資産に応じた投資が出来る。
最も大きなメリットは、経済に興味が出て、社会の動きに敏感になれる事だと思う。
私は毎日1時間以上新聞、雑誌を読んでいる。
とても楽しい時間だ。
テクニカルだけ、つまりチャートの形だけで、投資に成功すると言っている人もいるが、社会の動きに無頓着になれば、株式投資のメリットは半減すると思う。
4.株式投資のデメリット
多くの人が株式投資に失敗して退出する。90%が損をすると言われている。
色々な情報を得て、十分検討せずに購入する。
全体の株価が上がっている時は良いが、下がると含み損を抱えて塩漬けになる。
これが、多くの人が遭遇するパターン。
実は、私もそのパターンだった。
株式投資にしても、不動産投資にしても、成功する為の共通したルールがある。
おそらく、全ての経済活動に共通したルールだ。
それは、①学んで②実態を調査して③小さく試して、学習と実態との差を確認して④チャンスを待った後、リスク管理した上で勝負する。
どちらも同じくチャンスがある。
チャンスとリスクに立ち向かおうと決意するなら、どちらでも良いと思う。