日本人は、貯金が好きだ。
私も、貯金しろ!貯金しろ!と言われて育った。
貯金ブログも、大繁盛。
女性と話をしても、よく貯金の話になる。
しかし、なぜ貯金するのか?
1.老後が心配だから
2.子供が出来た時のために
3.結婚資金が必要だから
4.自分が病気になった時のため
5.失業した時のため
(マイナビウーマン調べ)
結婚や子供の為なら分かるが、老後資金に貯金は有効だろうか?
22歳から60歳まで働いても、38年間。
90歳まで生きたら、60歳から30年間の備えが必要になる。
つまり、手取り額の45%を貯金する必要がある。
子供の教育資金等があるから、手取りの10%を貯金するのはかなり大変だ。
出来たとしても、1/4程度しか蓄えにならない。
つまり、貯金は気休め程度にしかならない。
よく言われている様に年金制度は今の水準を持続出来ないから、全く当てに出来ない。
多くのFPは、家計簿アドバイスを行う。
旦那の小遣いと保険を削って、投信を勧める。
65歳から、70歳受給開始に受給を繰り下げで42%増えるから大丈夫だと言う。
一面では正しいが、もう少し年金財政を勉強した方が良い。
これでは、奥さんに締め付けられた旦那さんがかわいそうだ。
その上、その対策全てを行なっても、老後資金は不足する。
貯金で解決出来るなら、それでも良いが、絶対に老後資金には、無理だ。
私が、投資を行う様になったのも、それが理由だ。
海外では、投資の期待運用利回りは、平均7%だという。
7%を目指して、投資を勉強しようと考えた。
つまり、貯金と投資を2者選択をするのでは無く、投資は必須だと考えた方が良いだろう。