少し前に「株式投資で損をする人の特徴」について書いた。
では、どうしたら良いのか?
私が株式投資をする時には重要と考える点を説明したい。
これを意識するだけで、成績が大きく変わる。
1.雑誌やテレビで得た情報は、既に遅い。
将来有望な会社を買いたいと思って、新聞、雑誌、テレビを見て銘柄を選択する人が多い。
しかし、その時は遅すぎる場合が多い。
つまり、もう相場の終盤。
上がっても、少しだけ。
ずっと前に買った人は、売却のタイミングを図っている時だと思う。
私は、マスコミに紹介され始めたら、もう買わない。
2.上がった株は下がる。下がった株は上がる。
良い会社だと思うと上がり続けると思ってしまう。
上がるとますます魅力的に見え、欲しくなって買う。
やがて、さがり、塩漬けになる。
株を買う人のほとんどが儲ける為に買う。
つまり、将来、売る人だ。
売れば下がる。
下がり始めたら、欲張らずに売った方が良い。
逆に、売る人がいなくなると買う人だけになり、下げは止まる。そして、悪材料出尽くしで上がる。
3.上がって横ばい。下がって横ばい。
株価は、需給関係で決まる。
多くの場合、高値、底値の均衡点があり、横ばいを確認する事で、高値、底値が分かる。
4.節目、前回高値、安値が転換点になる。
多くの人が、節目、前回高値、安値が転換点となると思っている。
だから、本当に転換点になる事が多い。
節目とは、1,000円とか2,000円とか区切りの良い株価の事。
逆に転換点を一旦超えたら、上昇力が強い訳だから、急上昇する。
5.同じ銘柄で何度も儲ける。
同じ銘柄を毎日見ているとどんな動きになるか?予想し易くなる。
私の場合、損保業界にいたから、東京海上、MS&AD、損保ジャパンは、毎月売買している。
業界事情にも詳しい。
当然、勝率は良くなる。
勝てる得意の分野で勝負すれば良い。
負ける人ほど、知らない会社を買う。