定期的に売買している銘柄に損保3銘柄がある。
これまで、十数回取引しているが、一度も損失を受けていない。
損保3銘柄とは
・損保ジャパン
・MS&AD
・東京海上
その手法について解説したい。
現在保有しているのは、MS&AD3,000株
もっと買いたかったが、与信枠を圧迫したく無かったから、1,000万円にした。
1.詳しい業界で勝負する
私は、30数年損保会社に勤務したから、損保業界に詳しい。
勤務していなくとも、得意な業種を作れば良いだろう。
そして、何度も何度も売買を繰り返す。
2.同業種銘柄を比較する
同業種だから、値動きは類似しているが、個々の需給関係で個別の値動きがある。
1銘柄だけ見て、不思議な動きでも、3銘柄見ると悩みは少なくなる。
寄付き気配値の比較や転換点の確認に使うと勝率が上がる。
3.購入理由
a.悪材料が出尽くし
アメリカのハリケーンの損害で、損保3社は大きな損失を受けた。
その為、株価が下落していた。
次年度、業績は上向くしか無い。
b.チャートの下限
週足を見ると同社は、3,400-4,000円のboxで株価が推移している。
業績が落ちたから、3,200円まで落ちた。切返しを確認して、購入した。
c.損保3社で最も割安
損保3社で損保業界の約90%のシェアを占める寡占状態。
東京海上 、MS&AD、損保ジャパンの順だが、買収戦略の違いで、時価総額は損保ジャパンに肉薄されている。
銀行と同様に業界内順位を意識する業界であり、自社株買いや買収等何らかの対応を行う可能性がある。
4.目標株価
チャートの上限(4,000円)の3/4である3,800円。投資額の18%の利益が目標。
サプライズ発表を期待するなら、5月18日の決算発表まで持つか?
堅実に利益を確保するなら、決算発表までに利確。の判断だろう。