保険会社に勤めていたから、地震が起きやすいと言われている地域は良く分かる。
地震保険の保険料が高く設定されているのだ。
しかし、今まで発生した地震は、予想通りになっていない。
ここでは、地震予知について考察したい。
茨木市駅のホーム
大規模な地震が発生したら、保険会社の社員は現地へ保険金の査定に行く。
私は、神戸淡路、東日本、熊本地震の現地に行った。
どこも発生確率の低いと言われた地域だった。
北海道南西沖、新潟県中越沖地震も低い地域ばかり。
1.地震予知は出来ない
東大地球物理学者のロバート・ゲラー教授は、「地震は予知出来ない。地震予知はムダ」と情報発信している。
彼は正に第一人者であり、彼の言っている事は正しい。
国の地震予知研究資金は、年間約100億円あり、もし全く予知出来ないなら、本当にムダだと思う。
2.御用学者が政府のウソを擁護する
専門家(学者)の役目は、政治的背景や利害などに関係なく、純粋に科学的事実に基づき物事を判断する基準を示す事だ。
地震予知連絡会は、毎年、多額の研究費予算を貰いながら、地震が予知出来ると主張してお金を貰い続けた。
出来ない予知にお金をかけるより、地震が発生した後の減災や復興にお金を使った方が良い。
他にも、ウソを擁護する学者がいる事が心配だ。
これらも、怪しい臭いがする。
騙されない方が良い。