主要投資先であるGMOペパボについて考察してみたい。
1.購入動機
a.ハンドメイドマーケット(minne)が赤字
会社の利益水準は低い。
原因はminne等の赤字であり、赤字を止めると利益は3倍以上株価は2倍になる。
今期(12月決算)は、具体的な施策としてminneとtetoteを統合し、minneにサービスを集中させる。
メンテナンス費用が軽減するから、利益が2倍になる予定。
但し、来季予想で利益2倍を発表しても、市場は全く反応しなかった。
IT企業なので、売上高の伸びが評価の全てという事か?
b.時価総額が小さい
時価総額は、78億円。
知名度の割に時価総額は少ないから、2倍になるのは早いと思う。
c.GMOグループ
GMOグループは、高成長だから、比較的perが高い。
GMOグループは、キャッシュレスビジネスの本命になる可能性があり、キャッシュレス端末が普及する過程で、同社のEC支援事業に相乗効果が出やすい。
2.懸念材料
2017年12月期、売上の伸びが8.1%に鈍化した。
2018年は5.1%増に鈍化予定だあり、
新規事業のEC支援やハンドメイド市場で成長率を維持できるか?
赤字のハンドメイド市場で黒字化出来るか?
最重要課題だと思う。