幸せとは何か?

50歳直前に離婚し、全財産2万円から不動産、株式投資、国際結婚で幸せをさがす。人生やり直しブログ。

ベトナムはひどい国?

ベトナム人女性と結婚して、ベトナムに行く機会が増えた。

ベトナムに好意を持つ日本人は多い。

本当に良い国か?考察したい。

 

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ベトナムは大陸だが、南北に長細く、日本に似ている。

 

良く知られている様にベトナムは、社会主義の国だ。

ベトナムを良く理解する為に歴史に触れたいと思う。

1802年    阮朝(清の属国)

1887年〜フランス植民地時代

1945年   南北分裂

1965年  ベトナム戦争

1975年  ベトナム統一

1979年  中越戦争(中国からの独立)

 

中国と国境を接する国として長年、中国から支配を受けてきた。

第二次大戦後、フランス植民地から脱却したが、中国の影響を受け続け、中越戦争でやっと完全に独立を果たした。

しかし、社会主義は残った。

 

1.利権にまみれた国

彼女は日本に来て、日本の事が大好きになった。

静岡の人に親切にされた事もあるが、病院に行くと誰もが平等に診察してくれる。

嫌な思いをする事が無い。

これが凄いと言う。

日本では当たり前の事だ。

 

ベトナムでは、医師にワイロを渡す。

渡さなければ、治療が後回しになる。

ベトナムは貧しいから、少し悪くても治療に行かない。

病院に行った時は、遅いケースが多い。

病院に行っても、治療は後回しになって、治らないケースも多い。

お金が無いととても辛い。

空港や警察も同様で、コネを持つ共産党員や有力者の子弟しか採用されない。

小学校や中学校の先生にも、お金を渡す。(先生に感謝する日11/20にプレゼントは常識)

良い成績を取る為には必須だという。

先生の日(11月20日)には、プレゼントを渡す。日本には無い文化。

小さな時から、そんな事を体験して育っているから、日本が天国の様な国に見えた様だ。

 

2.家族の繋がりが深い理由

ベトナムはとても、家族の繋がりが深い。

社会主義の利権と家族主義が結びついて、家族や一族が助け合う社会になっている。

家族が助け合わなければ、生きて行くのが難しいのが現実の様だ。

 

社会主義が平等な社会だと思うと大きな間違い。

権限が一部に集中して、不平等を広げている。

植民地時代より、良くなったというだけだろう。

私が、共産党を胡散臭いと感じるのは、こんな体験を基にしている。